美容師という存在

美容師とお客様の関係は、他の業種と比べると特異な所がいくつかあります。

今の日本では、ほとんどの人が定期的に美容院もしくは理容室に行きます。

そして、多くの人がお気に入りの美容師がいるか探しています。

ということは、好みがマッチしてライフスタイルに順応すれば

何十年もその人を担当するということになります。

このような業種は他になく美容業ならではと思われます。

さて、では実際はいかがでしょうか。

キャリアを重ねた40代、50代以上の技術者は少ないように感じます。

これはあくまで感覚的なものであり、ネット媒体を見ての感想なので

実際は違う現状があるのではないでしょうか。

美容室の平均従業員数を比較すると、1~2人のお店が最も多いです。

このことから、キャリアを重ねた技術者は独立して

自分1人か、パートナーかもう1人雇用し、2人でお店を切り盛り

する流れが主流となっていると推測されます。

それともう一方で、会社組織に属する流れもあります。

大きい会社であれば、広告も大々的に打ち出すことができ

新規のお客様を多く呼び入れることができたり、

ヘアショーなどのイベントも企画することができます。

そして会社組織の上層部になると、自らお客様を担当することが少なくなり

マネジメントなどの仕事が多くなることが見られます。

以上の観点から、両方の良いところを併せ持ったサロンが

お客様に長く愛される美容院になるのではないでしょうか。

あくまで推測にはなりますが…

何年も通って来てくださっている方と、初めていらっしゃった方と

みんなが居心地良い空間を作ることが大切ですね。

『初めて会う人に10年来の友人のように親しみよく接し、10年来のお客様に初めて会う

人のように緊張感や新鮮さを持って接する。』

とてもいい言葉ですね。

当たり前のことですが、サロンのコンセプトを明確に掲げ

全員がそれに沿って行動する。時代や人に流されず、

お店の雰囲気をいつも同じように保つ。

探究心を常に持ち、いつもパワーを与えられる美容師であること。

ワクワクする変化、新しい技術や商品、何気ないけど楽しい会話

当たり前のことを当たり前にできること

SOLでは、末長くお付き合いできるサロンを目指しています。

それに向けて日々努力を怠りません。

日々改善です。 慢心せず、初心に帰り、良いイメージを浮かべます。

お相手の好み、髪質、骨格を理解していて要望に応えられる。

人生の節目やセレモニーも対応できる。

ここに来て、その人に会うと気持ちが上がる。

そんな美容師の存在が素敵ですね。

これからも必要とされる美容院、美容師を目指していきます。

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